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特殊清掃業者の選び方!4つの確認ポイントとよくある失敗例

特殊清掃を依頼する時に、心穏やかな方はいらっしゃいません。
慌てて依頼するために、二度手間になってしまったり、トラブルになってしまったりすることも少なくないでしょう。
この記事では、特殊清掃を業者に依頼する際に失敗しないための選び方のポイントを4つと具体的な失敗事例についてまとめています。


特殊清掃業者を選ぶ際は要注意

近年、高齢者をはじめとして一人暮らし世帯が増加しています。
それに伴い、孤独死が増えており、この20年で3倍以上とする統計もあります。
発見が遅れた孤独死などの現場では、特殊清掃が必要です。
特殊清掃を請け負う会社は増加傾向にありますが、知識や経験・実績が乏しかったり、悪徳業者と呼ばれたりする業者もあります。
特殊清掃業者の選び方を間違えると、余計にコストがかかってしまうことや、トラブルになってしまうこともあるのです。
そのため、特殊清掃業者の選び方には、注意が必要です。


特殊清掃業者の選び方!4つの確認ポイント

安心できる特殊清掃業者の選び方を4つのポイントでご紹介します。

消臭に適したスペックのオゾン生成機を使用しているか

オゾンは、除菌や消臭だけでなく、ウィルス不活化の効果もあります。
そのため、オゾン生成機は特殊清掃では欠かせない機材です。
しかし、使用する環境や目的にあったスペックのオゾン生成機を使わなければ、十分な効果を得ることができません。
オゾン生成機の生成方法には、「沿面放電方式」と「無声放電方式」があります。
沿面放電方式は、セラミックの板に金メッキを張り、高電圧をかけてオゾンを生成します。
無声放電方式は、誘電体と誘電体を一定の間隔で配置し、その間に交流電圧で放電を起こさせる方法です。
プラズマ式とも呼ばれています。


無声放電方式のほうが、大容量のオゾンを生成でき、効率的な作業ができます。
そのため、ハイスペックなオゾン生成機に採用されています。

適切な薬剤を使用しているか

特殊清掃は、ハウスクリーニングなどの通常の清掃では落とすことができない汚れや臭いを取り除く清掃作業です。
そのため、市販されていない薬剤も使用しています。


例えば、二酸化塩素水、次亜塩素酸水、加速化過酸化水素などです。


これらの中から、現場の状況にあった薬剤を選び、適切な量を使う技術が必要とされています。

効果を引き出す作業工程かどうか

特殊清掃の現場は、作業が必要な理由や作業環境などさまざまです。
ひとつとして同じ現場はないと言っても良いでしょう。
そのため、現場に応じて効果的な作業手順や工程を、その都度考える必要があります。
効果を引き出せる作業工程が組めるかどうか、特殊清掃業者の腕の見せ所でもあるのです。

ノウハウがあるか

ノウハウは、特殊清掃業者の見えない資産と言っても良いでしょう。
知識や機材と異なり、ノウハウは購入することができません。
ノウハウは、多くの現場を経験し、スタッフ間でしっかりとした連携がとれるチームだけが持っている財産なのです。

特殊清掃業者選びでよくある失敗

特殊清掃業者の選び方を間違えると起こりうる失敗例を3つご紹介します。

見積もりと請求が異なる

特殊清掃の見積もりを依頼した際、電話などで相場よりかなり低料金を提示する業者があります。
特殊清掃の作業内容は、現場を見ずに計画することはできません。
このような業者の場合、実際に作業を開始してから「追加の作業があった」などとして、高額な請求をしてくることがあります。

臭いが戻ってしまう

特殊清掃の作業の中では、消臭がとくに困難です。
体液や血液から出る腐敗臭は、いったん「臭いが消えた」と確認できても、数日後再び臭いが戻ってしまうことがよくあります。
表面的な清掃しか行わない業者の場合、かなりの確率で臭いが戻ると言って良いでしょう。
におい戻りは、ハエなどの害虫が再び増えるだけでなく、近隣にも迷惑がかかります。

遺品整理の際に、金品を盗まれた

特殊清掃の際に、遺品整理もあわせてお願いする場合がありますが、遺品整理の時に金品を盗み、転売している悪徳な業者もごく一部います。
特殊清掃や遺品整理の業務は、一般的な清掃業務や廃品回収業務とは異なります。
かならず、亡くなられた方やご遺族のお気持ちに寄り添うものでなければなりません。

特殊清掃業者の選び方を確認

失敗しない特殊清掃業者を選ぶための4つのポイントと3つの失敗事例をご紹介しました。
日本除菌脱臭サービス協会は、特殊清掃などの除菌・脱臭をおこなう事業者に、より高度な技術と高品質なサービスを提供しています。

それぞれの事業者がやみくもに試行錯誤するのではなく、協会全体で課題に取り組んでいます。
協会を通じて、高いスキルが獲得でき、お客様からも信頼をいただける事業者をひとつでも多く増やしていきたいと考えています。

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