最近、当協会所属のサービス会社さんから消臭サービスの手直し案件が増えていて、
対応すると驚くような現場が多いとの話を頻繁受けます。
ここで1つ事例をご紹介させていただきます。
【事例】
管理している賃貸物件にて、孤独死案件があり某業者にサービス依頼したが、
臭いが全く取れていないので手直しをして欲しいとの依頼。
現場に行って確認したところ清掃・洗浄・オゾンによる消臭作業はなされたのだが、
細部に汚れが残り、臭気がかなり強く残っていてこれでは新たな入居者が見つかりそうにもないレベルだったとのこと。
そこで、当協会の会員であるサービス会社が
協会の事故災害復旧サービスRe-Estaのメニューにのっとり処理をして引き渡しをしたところ、
不動産管理会社さんが、“やっている作業は同じようだけど効果が全く違うのですね”と驚かれたそうです。
“価格、時間ともに最初にお願いした業者さんよりリーズナブルですと喜んでもらいました”とのこと。
実はこの傾向が最近拡がってきているには理由があります。
1.2020年に新型コロナの不活化にオゾンが有効であるとの研究結果が発表された。
2.それに伴い、低スペックのオゾン生成機器が大量に販売された。
3.その機器を使って消毒作業をする会社が増加。
4.さらには、その機器を使って消臭サービスに業容を拡張する会社が増加。
重篤な現場、例えば、孤独死・猫屋敷・ゴミ屋敷・水害・火災の後の消臭を成し遂げるには
消臭に適したスペックのオゾン生成機+適切な薬剤の使用+効果を引き出す作業工程+ノウハウが必要になります。
当協会ではエンドユーザ様が満足する消臭サービスを提供できるように工法の開発、薬剤、機材の研究に努め、
そのノウハウを会員企業にセミナーを通して伝授し質の高いサービスを提供できるよう活動しております。
消臭サービスをご利用になる方は、消臭サービスには効果の違い、質の違いがあることを認識していただきたく存じます。
消臭サービスで使用する機材、薬剤、工法、ノウハウにより効果が大きく違います。
選定次第では、時間、コストの両面で大きなリスクになる可能性があります。
サービス会社選定の際には、コストだけで判断せず、上記の点を考慮に入れてみてください。