農家さんの倉庫で火災が発生。
火災臭が残ったままでは貯蔵品に臭いが付くため脱臭及び煤除去作業などを行う。
対象施設 | 倉庫 |
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広さ | 1000平米 |
対象臭気 | 火災臭、焼け焦げ臭 |
臭気レベル(作業前) | 4 |
臭気レベル(作業後) | 0 |
作業時間 | 4日 |
施工日 | 2023年10月 |
地域 | 北海道 |
提供会社 | 株式会社Beクリーン |
倉庫の約半分が焼ける。
大型冷蔵庫(部屋の様な大きさの、室内全てが冷蔵庫)内が特に焼けている。
倉庫なので天井も高く断熱材を除去すると鉄板の為、一般的なグラインダーで削るとかコーティングを塗るという施工が出来ない条件であった。
煤の洗浄は高圧洗浄を利用した。近年主流になりつつある工法であると思います。
ただ、高圧で吐出する水はただの水ではなく煤除去効果の高い洗剤を使うことで効率と臭いの除去に高い効果が期待できると考えています。
業販の煤除去洗剤ですと、高圧洗浄機で使用するにはコストが高い為、数百リットル~数トン使用してもコスト高にならない洗剤の選定などが顧客負担を軽減するために必要だと思います。
また煤を除去しても焦げている箇所の臭いは低減しないため、焦げにも相応の効果のある薬剤も併用する必要があると考えています。
施工完了後は自分も含め関係者全員が「無臭」と感じるまで臭気は低減しており問題なくお引渡しを行えました。
施工後数か月経過しても臭いは無い為無事に完工したものと考えます。
建物の状況、建材、その他様々な要因を考慮した柔軟性のある施工がこれからの時代は求められるのであろう。と感じた現場でありました。