新築住宅のストーブの設置に不良があり、ストーブから不凍液が漏れていた。
数日間誰も気がつかず見つかったときには不凍液が床や壁に飛び散っていた。
不凍液の臭いが建物に充満し、建物を購入したお客さんが「臭いをどうにかして
くれ」と建築屋さんにクレーム。建築屋さんはストーブ設置業者に「責任を取れ」
とクレーム。ストーブ設置業者さんから消臭脱臭のご依頼がありました。
対象施設 | 新築戸建 |
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広さ | 35坪 |
対象臭気 | 不凍液 |
臭気レベル(作業前) | 3 |
臭気レベル(作業後) | 1 |
作業時間 | 3時間 |
施工日 | 2017年2月 |
地域 | 北海道 旭川市 |
提供会社 | 株式会社Beクリーン |
不凍液はストーブ設置業者さんにより拭き取られており、ストーブは一部部品交換がなされ見た目には何の問題も無い室内に見える。
床や壁などの隙間から染み込んで行った不凍液の臭いが出てきている。
床や壁に残っているであろう不凍液を完全に除去するために、エタノールで拭きあげ。その後消臭剤を散布、さらにもう一度拭きあげ。
壁紙なども剥がさずにそのまま使用するとのことなので、壁紙を剥がさなくても壁紙の裏に消臭剤成分を浸透させる工法で対応。
これで壁床の臭いは消える。
ストーブ内にも不凍液の飛散があると考え、ストーブは分解して内部を洗浄、消臭。
ストーブ内部にオゾンガス薫蒸。
室内にもオゾンガス薫蒸。
換気を行い、臭気測定器で数値を計測し終了。
室内の不凍液臭は完全に消え問題なく引き渡し。