業務用オゾン発生器の選び方・注意点を解説!価格相場も

業務用オゾン発生器にはさまざまな種類があり、どれを選んだら良いか迷いますよね。
また、オゾンは適切な濃度でなければ効果が得られないため、正しい使い方が重要です。
この記事では、業務用オゾン発生器の価格相場や選び方、注意点を解説しています。
最近では、多様な臭気、臭度の強い臭気を短時間で強力に脱臭できるOST法®︎が注目されています。
業務用オゾン発生器の購入を検討している方や、選び方を知りたい方はぜひご覧ください。


業務用オゾン発生器の価格相場

業務用のオゾン発生器の価格は、性能によって異なり、数万円から数百万円まで幅広くあります。
使用環境や目的に合わせて適切なオゾン発生器を選ぶことが重要で、臭気の強さや種類、空間の広さに応じて必要な濃度を維持できるだけのオゾンを発生させることが効果的です。
また、価格だけでなく、製品の性能や耐久性、操作性、メンテナンスなどを総合的に考慮して選択することが必要です。


業務用オゾン発生器の選び方

それでは、業務用オゾン発生器の選び方・ポイントをご紹介しましょう。


【選び方・ポイント】
・耐久性
・操作性
・メンテナンス性
・経年劣化が少ない
・オゾン生成量
・ファン風量


耐久性

オゾン生成器には、部品や材料に耐久性の高い素材を使用し、適切な冷却機能や過負荷保護機能を備えることが必要です。特に商業的な目的で使用する場合は、長期間安定した動作が求められるため高い信頼性が必要です。


操作性

オゾン生成器は、使用者が簡単に操作できるよう、簡便な操作方法と適切な機能が必要です。タイマーや間欠運転機能などがあることが望ましいです。これらを満たすオゾン生成器は、効率的かつ効果的なオゾンの生成が可能で、使用者にとっても安全で便利です。


メンテナンス性

オゾン生成器は長期間使用されることが想定されているため、メンテナンスが容易であることが必要です。部品の交換や清掃が簡単に行えるように設計されていることが望ましいです。


経年劣化が少ない

ガラス管型のプラズマオゾン発生体は、業務用オゾン発生器で経年劣化が少ないタイプのオゾン発生体の1つです。この発生体は、酸化や腐食に強い特性を持っており、経年劣化による性能低下が少ないため、長期間安定してオゾン発生が可能です。また、定期的なメンテナンスによって寿命を延ばすことができます。


オゾン発生量

特殊清掃などの重篤な現場では、多くの臭気物質が発生しています。しかし、臭気物質が多くなるほど、オゾンを供給しても反応が鈍り、適正なオゾン濃度を維持するのが難しくなります。また、悪臭は複数の種類の臭気物質から成っており、それぞれに対して適切なオゾン濃度が異なるため、空間の広さや臭気物質の種類や量に応じて、適正なオゾン濃度を調整する必要があります。そのため、臭気物質の量や種類、空間の広さに合わせて、大量のオゾンを供給することが必要となります。


風量

大風量でオゾンと臭気物質が強く接触することで、より効果的な消臭効果が得られます。風量が不十分だと、オゾンが十分に広がらず、臭気物質と十分な接触をすることができず、消臭効果が低下してしまいます。そのため、風量についても十分に考慮する必要があります。


業務用オゾン発生器に関する注意点

オゾン発生器を適切に使用するためには、適正なオゾン濃度を維持するための十分な量のオゾンを発生させる必要があります。また、効果を得るためには、長時間稼働させることも重要です。しかし、低スペックなオゾン発生器はこれらの要件を満たせず、本格的な脱臭作業には向いていません。そのため、製品を選ぶ際には注意が必要です。


効果が限定される

低スペックなオゾン発生器は、比較的小さな空間や軽微な臭いに対してしか効果を発揮できず、大きな空間や重篤な臭気の現場では十分な効果が得られないことがあります。


処理時間が長くなる

低スペックなオゾン発生器は、処理する空間の大きさや臭気の濃度に対して十分なオゾン濃度を発生させることができず、消臭効果が得られないことがあります。また、処理時間が長くなり、作業効率が悪化することもあります。


耐久性が低い

正しい使い方や適切なメンテナンスが行われていても、低スペックなオゾン発生器は本格的な脱臭作業には適していません。これは、材料や製造工程が簡素化されているため、耐久性が低く故障しやすくなっているためです。また、安全性についても問題がある場合があります。


以上のようなデメリットがあるため、業務用オゾン発生器を選ぶ際には、スペックや性能を適切に選択することが重要です。


OST(オゾンショックトリートメント)法®について

OST法®︎は、株式会社カイコーポレーションが開発した最新の脱臭理論です。
この方法は、環境条件を整えて定められたオゾン濃度を大風量で供給し、臭気物質に接触させることで、劇的な脱臭反応を引き起こします。
従来のオゾン酸化分解法に比べて、処理時間、対応する臭気、対応する広さ、消臭効果に限界がなく、多様な臭気や臭度の強い臭気を短時間で強力に脱臭することが可能です。
OST法®︎は、災害復旧(火災、ボヤ、水害の後)、特殊清掃(孤独死、ゴミ屋敷)といった重篤な臭気の現場から、タバコ臭、ペット臭、カビ臭といった日常的な臭気まで幅広く対応が可能です。
この方法を適用するには、オゾン発生量が7,500mg/h 以上であることとファン風量が260㎥/h 以上であることが条件となります。
なお、OST法®は、株式会社カイコーポレーションが登録した商標であり、一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会によって公式の脱臭法として認定されています。


業務用オゾン発生器による消臭なら

業務用オゾン発生器の価格相場や選び方、注意点について解説しました。
オゾン発生器のなかでも、低スペックなものでは十分な効果が得られないことがご理解いただけたことと思います。
どんな条件下でもしっかりと効果を発揮する脱臭方法に、OST法®︎があります。
臭気問題やOST法®︎についてのお問い合わせは、日本除菌脱臭サービス協会までお気軽にご連絡ください。



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